2008年11月09日

巨匠 ピカソ展

先日、国立新美術館とサントリー美術館で開催されているピカソ展に行ってきました。公式HP

ピカソといえばキュビズムが有名ですが、今回の企画展では、その他のピカソの多彩な、キュビズムにとどまらない面が見られました。どちらも年代順に作風の変化を追っていました。

絵画を含め芸術は芸術家の嬉しさ、楽しさ、ワクワクドキドキ、あるいは憎しみ、妬み、苦悩などその時点での思いを表現していると思います。なので絵を見るときには、作者がその時点でどのような人生の岐路に立って絵を描いているのか想像をめぐらせます。絵を見るときに作者の生い立ちと製作年を見比べることは欠かせません。

その意味で、ピカソの創作の源は女性関係と戦争にあるのではないかと思いました。そして国立新美術館はピカソの外的な対象を、サントリー美術館はピカソの自己像をコンセプトにすえた企画展だと感じました。ピカソの内と外をとらえたものでした。

個人的には、ピカソが幼い頃に写実主義的な絵画を極めたあとの自分らしい作風を追い求める軌跡が、さまざまな苦悩とともに見られた気がして、楽しかったです。
美術史の中でのピカソの詳しい位置はわかりませんが、表現の変革をさまざまな要素を取り入れつつ貪欲に求めていく姿勢が重要な価値かと思いました。キュビズムしかり、シュールリアリズムしかり。

パリの美術館改修に合わせて世界を巡回しているようなので、会期は比較的短いです。気になった方はぜひ足をお運びください。
posted by hiro at 00:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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