中毒や熱傷などもやったけど、特に今回書いておきたいのはBLS、CPRのことだ。
CPRとは心肺蘇生活動のことだけど、人が倒れたときにこれをやるかやらないかでかなり違う。具体的にいうと、心室細動という原因で倒れたときに、やらなければ10分くらいで社会復帰できなくなるのに対しやると20〜30分ほどにその時間が長くなる。
CPRは車の免許を取った人は一度やっていると思う。要は倒れた人がいたら声掛けをして呼吸の様子をみて、反応がなかったら顎を上げて胸を押す、ということだ。
おそらく多くの人が躊躇するのは人工呼吸をしなくてはならないことだろう。最近では人工呼吸なしでもかなりの社会復帰率を示しているみたいなので、人工呼吸で躊躇するくらいならとにかく胸だけでも押す。骨折しても構わないので左右乳頭の間、中心を4センチ沈むくらい力強く。1分に100回、目安はアンパンマンのマーチのリズムらしい。
クリックで救える命があるのと同じように、知識と行動で救える命が身近にある。
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