2006年09月19日

精神療法家の名誉

ラスカー賞。ノーベル賞に近いアメリカの医学賞。

今回アーロン・ベックを含めた5人が受賞するらしい(ノーベル賞に近いのは基礎医学部門だがベックが受賞したのは臨床医学部門)。アーロン・ベックといえば認知療法の創始者である。認知療法はおそらくうつ病に対する精神療法としては現在世界中で最も行われているものではないだろうか。
驚くべきことは精神療法なんていう無形の技を創始した人がこのような賞を取ったということだ。認知療法はかなり構造化されていてマニュアルチックになっているとはいえ、外科の手術などと違って目に見えて変化を起こすような技術ではない。精神科医で何らかの賞を取れるのならば、それこそ薬物療法での貢献しかないんじゃないかと思っていた。そんな中でベックが賞を取ったということは精神療法を志す身としてはとてもうれしい。そのような無形の技を有名な賞が評価してくれたということは励みになる。
ちなみにフロイトはノーベル賞が欲しかったらしいが、取ったのは文学賞のゲーテ賞というのは有名だ。

最近は勉強をあまりせずにギターばかり弾いてます。車輪の唄を弾き語るのに夢中です。
posted by hiro at 01:03| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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