2008年09月17日

フェルメール展

3連休中に上野で開催中のフェルメール展に行ってきた。

フェルメールだけではなく前後の時代の同じデルフト地方の画家の作品も展示されていた。
フェルメールを中心に据えていただけあって、他の作品の数も少なく、作品の質に比べると展覧会の規模はこじんまりとしたものだった。
その分連休中で混雑していたがフェルメールを中心にゆっくり回ってもわりと早めに見終われた。

イメージしていたフェルメールとは異なる宗教画や神話画までみることができたのはフェルメール展と銘打っただけのことはある、新しい一面の発見だった。
そのような主題はそれ以前の画家の主流であるし、フェルメールの光の表現への興味はその後の印象派などにつながっているのかもしれない。

神の作品とも言われるフェルメールだが、感想として前の時代、同時代の画家たちの作品があったからこそ生まれたのだなぁと感じた。
他の画家たちとの影響の相互作用であの絵画、光の描き方や構図の選び方など、は生まれたのだと思う。

前に行ったモディリアーニ展でもそのような時代や地域との相互作用をみることができたけど、そういう画家のスタイルができあがる過程を追い掛けるのは興味深いし、企画展の方向性として好みだ。

デルフトの画家たちの錯視を積極的に取り入れようとした数点の絵が個人的に気に入った。

12月まで開催しているので興味のある方はぜひ足を運んでみてください。お薦めです。
posted by hiro at 20:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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