2008年08月24日

富士登山してきました

日本で一番高い山、富士山に登ってきた。
大学の友人たちと徹夜で登ってご来光を見ようという計画だった。

女の子も2人いたため、最も距離が短い(その分傾斜がきつい)富士の宮口を夜の9時過ぎという早い時間に登山開始。最初はみんな余裕で、楽々に登り始める。するとすぐに六合目に到着し、記念&登山補助に金剛杖を購入。搗くたびに杖に付いた鈴がちりんちりんと鳴るのだが、夜の静けさの中その音だけが鳴るのは自分の歩くリズムをとっていた。

六合目から七合目の間では登山道が雲の中に入り始め、まわりに霧が立ちこめる。夜なのにさらに視界が狭くなって足場を見つけにくく登るのに一苦労。最悪なことに自分の眼鏡も曇り始めて、何度も眼鏡を拭かねばならなかった。

七合目を過ぎると雲よりも上に来たらしく、下を見渡せば雲海の下に夜景が広がり、上を見れば輝く月と満点の星空という普段の生活では体験できない景色の雄大さにみとれた。暗すぎたせいで写真に残せなかったのが悔やまれるが、心に刻んでおいたw

八合目では鳥居があった。ここから富士の頂上にある浅間大社の神域であることを表している。こういうことを知ると普段は単なる山にしか思えなくてもなんとなく信心深くなったりもする。また富士の宮口は岩山かのような登山道で岩場を登るのがかなりきつくなってくる。

その後もいい調子で深夜1時半すぎには九合五勺に到達。早すぎたかとも思ったが、ここで女の子の1人が高山病に罹患。死ぬ寸前かのような顔色の悪さを呈していた。なのでゆっくり1時間ほどこの場で寒すぎる夜風に堪えて体調の回復を待った。

少し調子も良くなった所で登山再開。高山病をひどくしないために、少し登っては休憩を繰り返した。休憩時に下をみると途中途中の山小屋から吐き出された多くの登山客の明かりが連なっていて、不謹慎ながら百鬼夜行もしくは死んだ人たちの魂が登ってくるようなイメージが浮かんだ。

早くに登山を開始したことが幸いして、最後のスローペースにも関わらずご来光前の4時過ぎに登頂。その後、富士山の中でも最も高い剣が峰に登り、ご来光を待つ。

ご来光の瞬間はすばらしいものだった。天気に恵まれていたこともあって、最高の景色だった。赤みがかった地平線の空は緑、紫、青とグラデーションになって広がっていた。その中に光り輝く太陽が、命の誕生かのように登っていく。周りの登山客も自分もデジカメで激写しすぎるw

今までなんも感じなかったけど、あの景色を見たら古来日本人が太陽を信仰することがとても理解できた。俺もちょっと信仰したくなったしw今では浅間大社の宮も立っていて神道の山になっているけど、無宗教者の自分からすればやはりあの太陽の方が神秘的だった。おそらく昔から多くの人が登ってあのすばらしい太陽に宗教心を芽生えさせたに違いない。
下山するときにたくさんの外国人が登ってきていて、不思議だったけど、外国人で日本に来たから富士山に行ってみたいという人は多いし、日本で一番高い山のくせに手軽に登れる所がポイントなのかもしれない。あまり特別な用具や準備がいらないし。

下山時はまだ終わらないのか、まだ終わらないのかと何度も嘆いたけど、降り切ると何ともいえない達成感が湧いてきた。俺は日本で一番高い山を制覇したんだ、みたいなw その後は温泉に入って疲れと汚れを洗い落として解散。

今現在はかなりの筋肉痛に襲われていて苦労しているが登ってみてとてもよかった。両親は山登りが趣味で時々誘われるも断ってきた。この夏も槍ヶ岳に登ってきたと報告してきたが、今回の登山で両親がはまっている理由もなんとなくわかった気がする。あのすんばらしい景色は何度でも見てみたいものだ。また富士山なりどこかの山に登るかもしれないなー。
posted by hiro at 01:44| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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