2006年09月26日

ベルギー王立美術館展

ベルギー王立美術館展に行ってきました。

今週は大学がカリキュラムの関係で休みなのです(ちなみに大学は9月から始まっています)。電車の広告で見て気になってたので行ってきました。なかなか面白い企画展でした。中心は17世紀から19世紀前半の絵かな。その分写実的な絵画や宗教・神話的な絵画が多かったです。シュルレアリスムの絵もあったけれど数は少なく。
個人的にはもっと現代的な絵が多い方が楽しめたかな。写実的な風景画や人物画も好きだけれど、インパクトが若干足りないと思います。過去の文化や風習を研究するにはとてもよいのだろうけれど、もの想いに耽るには写実的すぎる。その点で現代的な絵が好きです。しかし、写実的な絵を観ていて思ったのだけれど、あのような絵はその現実を残すために描かれたのでしょう。人は必ず忘れてしまう生き物だから。多少記憶に残せても、本当にその時その瞬間の体験は残せない。写実的な絵が描かれたのはそのような瞬間を永遠にとどめておきたいという人間の欲望からではないでしょうか。特にその時代は貴族が絵描きを囲って自分の肖像画などを残しておく時代だから、権力者は自分の影響力や自分の存在を残しておきたいという欲望が強いのでしょう。秦の始皇帝が不老不死の薬をどうしても手に入れたかったというのは有名な話。しかし、なぜ権力者はそうまでして生きたいと願うのでしょうか。権力にはそれだけの魅力があるのかな。
ところで、企画展とは別に国立西洋美術館の常設展も観てきました。はっきり言ってボリュームがあり過ぎです。しかも集められている絵画・彫刻も良いものが多い。あれで一般420円は魅力的でしょう。時間がある時にふらっと寄るのにちょうどいいかもしれない。
ベルギー王立美術館展のほかに常設展も観るのなら時間に余裕を持って観に行くことを勧めます。私は3時間と少しかかりました。しかも最後は閉館時間のアナウンスに促され早足で。

今週はあとダリ回顧展に行く予定です。最近美術館に行き過ぎですかね。けれど、最近どうも一人でいるとどうやって時間を使うのかが難しいのです。だから美術館に行くという。以前よりも一人でいる時間の使い方が下手になった気がします。
posted by hiro at 20:17| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オーラソーマリーディング

やってみました。

一本目 魂のボトル(あなたの本質を示します)

イエローは個人の意志、ブルーは天の意思をあらわします。個人のエゴを超越し、大いなる存在とつながっていく可能性を示唆しているこのボトルを選んだあなたは、平和と安定の心を携えています。強い信念と高い志を持ち、高次なレベルで周囲とコミュニケーションしていきます。深遠なる思想で周囲に影響を与えるでしょう。自分の進むべき道、真理、光の存在に気づいています。高い知性と感性で、自分を表現していくでしょう。
ボトルNo 094
ボトル名 大天使ミカエル
カラー ペールブルー/ペールイエロー


二本目 チャレンジ&ギフトのボトル(あなたの過去と乗り越えるべき課題を示します)

過去の習慣にしがみついています。いつも、準備ができていないと感じているようです。そのため、障害や問題など、不意に予期せぬ何かが起きたとき、すっかり混乱してパニックに陥ることがあります。自分にも、世界にも過大な期待をしがちです。高い理想を掲げすぎて、常に達成できないと思っています。自分が本来持つ魂の色を隠しています。自分が何のために生まれてきたか、何を為しうるのかを見つけていく必要があるでしょう。
ボトルNo 054
ボトル名 セラピスベイ
カラー クリア/クリア


三本目 「今ここ」のボトル(現在の状態と気づきを示します)

新しい視点から物事を捉えようとする気持ちが芽生えています。360℃の気づきが訪れるでしょう。小高い丘に登るように、ぐるりと自分を見回してください。あるがままの自分を受け入れることで、客観性を持った正しい認識が生まれるはずです。また、自然と戯れるのも良いでしょう。大自然に身を置くことで、自分の存在が自然の一片であることに気づき、それが新たな発見につながるはず。大いなる存在に身を委ねることで、視野が広がっていくでしょう。
ボトルNo 010
ボトル名 ゴー・ハグ・ア・ツリー(行って木を抱きしめなさい)
カラー グリーン/グリーン


四本目 未来のボトル現在の状態からどう変わっていくか、未来の可能性を示します)

直観力と集中力に優れています。温かさや優しさに溢れ、困った人を積極的に助けることができる人。見返りを求めない、無条件の愛情を指し示すことができるあなたは、真の意味で強く、パワフルな精神力の持ち主。周囲の人たちとの人間関係も、ますます豊かに充実していくでしょう。あるがままを受け入れ、自分を愛することができるあなたは、人を受け入れ、愛する力に満ちています。母性的なエネルギーで周りを愛で満たすことができるでしょう。
ボトルNo 081
ボトル名 アンコンディショナル・ラブ(無条件の愛)
カラー ピンク/ピンク


当たってるような当たってないような…。
そんな高次なレベルでコミュニケーションをとっているなんて気恥ずかしい。深遠なる思想って何?w
自分が何のために生まれてきたか、何を為しうるのかを見つけていないというのは当たってそう。
360℃の気づきが手に入れられると嬉しいですけどね。大自然に身を委ねるのかぁ。
私はそんなアンコンディショナル・ラブなんて素晴らしいものを身に付けることができるんですかね。
周りの人はこの結果を見てどう感じるんですかね?
posted by hiro at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

A2Z

A2Z


久しぶりに読み返してみました。
最初に読んだのは大学1年のときかな。その時読んだ感想は大人も恋愛に関してはあんまり変わらないものだなぁということと私もこんな風に恋愛のドキドキを感じて友達とばかみたいに騒ぎたいなぁということ。
今回読み返してみたけど、あんまり感想に変化はなし。つまり自分自身成長してないw。それでも以前よりも登場人物の感情の変化や言葉の意味などに敏感になった気がする。その点は近付いているのかな。

読んでいて思うのだけれど、山田詠美はすごいね。恋愛小説なら江國香織も私は好きです。ただね、江國香織の小説はもっと客観的な感じがする。もっと遠めから静かに感情の変化や起伏が描かれていて、だからこそ乱暴で激しく危険な恋愛小説という印象。それに対して山田詠美はもっと登場人物に密着して描いていてこころの描き方が直接的。そこにはスリルも混じっているけれども、それ以上に恋愛における楽しみを慈しんでいるような感じがする。人生も恋愛も捨てたものではないという希望的な観測を抱かせてくれる。
江國香織は日常に潜む恋愛の危険な罠を静かに描く。だからこそ、江國香織は人を信じること、恋愛をすることは蛮勇だろうと書き、それでも恋愛に対して躊躇わない人々を描き出す。山田詠美は、今公開している映画ではないけど、恋愛を(シュガー&)スパイスに捉えているんじゃなかろうか。スパイスなんて入れなくったって構わない、でも入れればそれだけで香しい香りや複雑で魅惑的な味を引き出してくれる。だから、恋愛は人生におけるスパイス。なくても楽しんでいける、でも含めた方がもっと複雑でおいしい人生を味わえる。
特にこの小説はその感覚を強く有しているように思う。編集者の夫婦がお互いに恋人を作って、夫・妻と恋人の間で揺れ動く。別にそんな恋人なんていなくったって夫婦でそのままやっていけそうな二人なのだけれど、恋人と過ごす時間はそれまでの足りないものを埋めるような魅力を持っている。その楽しみは永遠に続く保証などなく、慈しむべきもの。最後まで読むと本当にスパイスのよう。
最近どうもとてつもなく日常がつまらないのだけれど、それは恋も愛もしてないからかもしれません。


ところで小説中に出てくる下の文章にとても共感してしまった。きっと私も職人気質なのでしょう。
「心の中の作業所factory。私には、それがある。恋にうつつを抜かそうが、悲しみにうちひしがれようが、そこは、私に明かりを灯されるのを待っている。そして、ひとたび外の空気を吹き込んでやれば、すべてのパーツが作動する。あまりにも原始的な空間。だからこそ、誰も立ち寄らない。誰も立ち寄れない。そこでくり返される手作業は、職人の孤独を呼び寄せる。私は、そこで生かされている。そんなふうに思う。そういう場所を隠し持っていることが、幸福なのか不幸なのかは解らないけれども。」
posted by hiro at 18:56| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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