2006年09月09日

気付かれないように

先月出たaikoのnew album。彼女
彼女









いい曲がそろっていて、聴きごたえがありますがbestは2曲目の気付かれないようにだと思う。


別れた後の男と女。久しぶりに逢うけれど、思い出が溢れようとしてしまう。愛しい気持ちだった頃、喧嘩したこと、切なくて泣いたこと、2人楽しく笑いあったこと。。。おそらくお互い顔を見たいけど久しぶりで恥ずかしいのと、見てしまうと本当に過去に引き戻されてしまうからお互いそっぽ向いて歩いてる。過去は大切な思い出。でも戻ることはできない。けれども声を聞くだけで感情的になって泣きそうになってしまう。泣きそうな自分に自分で気付かないように、あなたに気付かれないように。
聞きたいことは過去のことではなく、あなたのそれから。いつの間にかに輝いていたあなたの指輪。私の知らない彼女がいる。距離が離れてしまったことを確認してしまって戸惑ってしまう。けど、あなたに逢って話をして、彼女じゃないけれどそれでも充分じゃないと自分に言い聞かせる。手を強く握って勇気を出して、あなたに何も思わせないように笑顔を作って聞く。照れながらストレートに答えるあなたは私が見ていたあなたで。そんなあなたに自分で気付かないように、あなたに気付かれないように。
思い出される別れの後悔。でもちゃんと受け止めてきたはず。自分もこれからを生きていけると思う。もうすでに前を歩いているあなたのように。

切ない。お互い顔を見れずによそを向きながら話しかけるくだり、がんばって笑顔を作って彼女のことを聞くくだり、すごく好きだよと言うあなたは私が恋をしていたあなたというくだり、その仕草は全く変わってないくだり、気付かれないようにするくだり。女の人の切なさ、苦しさ、後悔、いじらしさ、過去の思い出が強く感じられて、こちらまで同じような気持ちになってしまう。別れて大切な思い出を目の前に出されてもこれからを生きようとするところが、本当の別れを感じさせる。

メロディもいい。本当にいい曲。必聴。
関係ないけど、最近のaikoはかつての恋をし始めた頃の切なさ苦しさや、恋をしている最中のYear!Happy!!みたいな詩よりも、別れ際の後悔心残り、別れた後に感じるまだ好きな気持ちを扱った詩が多くなった気がする。

曲を聞いて泣きそうになるけど 何故だか解らない
posted by hiro at 14:01| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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